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お客さまとのご縁を諦めない。30年以上培った経験を、次の世代へつなぎたい。

Passion

MUTOH ストーリー

武藤工業株式会社 国内営業統括部 首都圏営業所 参事
K. I.

事務から営業へ。30年以上続く保守契約の仕事

入社後、最初に担当したのは、MUTOHの設計機器を安心して使い続けていただくため、保守契約をご案内する営業事務でした。当時は図面出力用プロッターの納入台数が多く、新聞社をはじめ、さまざまな業界のお客さまを担当していました。お客さまにとって保守契約は、いわば「機械の保険」のようなものです。契約に加入するメリットや、加入していない場合に想定されるリスクを、電話などで分かりやすくお伝えしていました。

入社から5~6年ほど経った頃、事業環境や組織の変化をきっかけに、営業事務から保守営業へ役割が広がりました。プロッターに関する経験を積んでいたことから、製品を知る担当者としてお客さまや販売店と直接向き合うようになったのです。その後も、事務と営業の両方を経験しながら、保守契約の仕事には一貫して携わってきました。気づけば30年以上。長く続けてきたからこそ、製品だけでなく、お客さまとの取引の背景や経緯まで踏まえて対応できるようになったと感じています。

現在は、アパレル業界で使われる型紙用CADとつながるカッティングプロッターなどの販売を中心に、保守契約の更新、問い合わせ、修理依頼への対応を行っています。機械の使用年数や修理履歴から、入れ替えの時期が近いと感じたときは、販売店と情報を共有し、次の提案につなげます。直接製品を販売するだけではなく、販売店、サービス部門、社内の関係者をつなぎ、お客さまが安心して機械を使い続けられるよう支えることも、営業の大切な役割です。

「絶対にどうにかなる」。部門を越えてお客さまを支える

印象に残っているのは、一度はMUTOH製品から他社製品へ切り替えられたお客さまとの関係です。私が販売したお客さまではありませんでしたが、「次に機械を入れ替えるときには、もう一度MUTOHを選んでいただきたい」という思いで、製品が変わった後も相談に丁寧に対応し続けました。すると、他社製品で使う用紙などのサプライ品をMUTOH経由で購入してくださるようになり、「次の入れ替えのときは、またお願いします」と言っていただけました。すぐに成果が見えなくても、心を込めて向き合えば、その姿勢はお客さまに伝わる。営業として大切にしている原点です。

一方で、機械のトラブルによってお客さまの仕事が止まり、厳しい言葉をいただくこともあります。そんな場面では、正直、逃げ出したくなることもあります。それでも「絶対にどうにかなる」と自分に言い聞かせ、解決の方法を探します。専門的な判断が必要なときは、一人で抱え込まず、カスタマーエンジニア、カスタマーサポート、工場、ほかの営業担当者へすぐに相談します。部門が違っても、声をかければお客さまのために協力してくれる。それが武藤工業の強みであり、私が長く働き続けてこられた理由の一つです。

入社当時と比べて成長したと思うのは、最後まで諦めずに向き合えるようになったことです。自分だけで何でも解決できるわけではありません。しかし、必要な人に助けを求め、みんなの力をつなぐことで、できることは大きく広がります。お客さまに喜んでいただけた瞬間はもちろん、仲間と一緒に難しい問題を乗り越えられたときにも、この仕事のやりがいを感じます。

支えてもらった経験を、若い世代が安心できる環境へ

私が長く働き続けてこられた背景には、職場の人たちの温かさがあります。ひとり親として子供を育てながら働く中では、家庭の都合で急に休まなければならないこともありました。それでも、上司は「家族や子どものことを一番に考えて」と声をかけてくれ、同僚も自然に仕事をフォローしてくれました。制度があるだけではなく、困ったときに気兼ねなく相談でき、自然に支え合える。そんな人の優しさが、武藤工業には根づいていると思います。

これから挑戦したいのは、若い人たちが「この会社に入ってよかった」「ここで長く働きたい」と思える環境づくりです。仕事の相談ができる同世代の仲間や、部署を越えて交流できる機会が増えれば、会社でのつながりはもっと広がるはずです。社内のクラブ活動なども一つのきっかけになると思います。新しく入社した人が、やりたいことや好きなことを自分たちで形にできるような雰囲気を、若い皆さんと一緒につくっていきたいです。

営業職に特別な才能が必要だとは思いません。人が好きで、人と話すことを楽しめる方なら、誰にでも挑戦できる仕事です。そして、困ったときには一人で抱え込まず、周囲に相談してください。仕事の面でも生活の面でも、きっと支えてくれる人がいます。MUTOHに興味を持ってくださった皆さんには、「安心して来てください」と伝えたいです。一緒に仕事を楽しみましょう。

OFF TIME

休日は主にボーイスカウト活動に参加しています。これも、子どもが2歳の頃にお客様から「ぜひ」と強く勧めていただいたことがきっかけです。
おかげさまで、子どもは臨機応変に対応できる力を身に付けながら「一人前」に成長しつつあります。
また、私自身も子どもと一緒にボーイスカウト活動を続けていることで共通の話題が多く、思春期を迎えた男子ではありますが、今でも親子の会話を楽しめている方だと思います。
さらに、ボーイスカウトの活動中に「MUTOHさん!」と声を掛けられ、驚いたことがあります。私が「MUTOHランニングクラブ」のTシャツを着ていたことも理由の一つですが、武藤工業がボーイスカウトへ活動場所を提供するなど、地域活動に貢献していることをご存じだったためです。
こうした出来事を通じて、人生のさまざまな場面で会社が人と人とのご縁を結び付けてくれていることを実感し、とても嬉しく、また楽しく感じています。

世界を彩る人になる。

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