MUTOHらしさを受け継ぎ、次の成長へ挑む。
Vision
MUTOH ストーリー
MUTOH株式会社 代表取締役社長
近縄 一成
長年培ってきたものづくりの技術と品質へのこだわりを大切にしながら、新しい経営体制のもとでさらなる成長を目指すMUTOHグループ。
代表取締役社長の近縄 一成が、MUTOHの強み、これからの方向性、そして応募を検討される皆さまへのメッセージを語ります。
環境特性の良いインクと堅牢性が、
MUTOHのものづくりを支えている
MUTOHグループ内には、様々な事業があります。主力となるのは産業用プリンター事業です。特にこの分野は、ブラザー工業と一緒にシナジーを創出し、ともに成長していく事業になります。
次に、武藤の創業の事業であるドラフターや平行定規をはじめとした設計計測機器事業があり、3Dプリンター事業も展開しています。
さらに、UV-LED照射器事業は今後さらに拡大していく事業として期待しています。また、ムトーアイテックスによるITシステム関連事業も展開しています。

弊社のプリンター事業の大きな強みは、特にインクに特徴があることです。環境特性に優れたインクを積極的に選択・開発し、全世界のお客様に使っていただいている点は、当社の強みの一つだと考えています。
また、MUTOHのプリンターは昔から「壊れにくい」とお客様から高く評価されてきました。この堅牢性や品質への信頼も、長年ものづくりを続けてきたMUTOHらしい強みです。
偶然の出会いから始まった、
インクジェットとの関わり
もう何十年も前の話になりますが、私は大学時代、機械工学科の熱力学の研究室に所属していました。ある日、その研究室に、ある企業に進んだ大学の先輩が訪ねてこられ、バブル方式のインクジェットヘッドの数値計算の依頼を受けました。この依頼を私が担当したことが、インクジェットとの最初の関わりになります。もしその先輩が研究室に来ていなければ……私は全く別の道を歩んでいたでしょう。そういう意味では、偶然の出会いが現在の仕事にもつながっていると言えます。

その後、その会社でインクジェットヘッドの製品化に取り組み、実は当時のMUTOHにもアプローチしたことがあります。当時のMUTOHの開発担当の皆様には何度も何度も検討いただいたのですが、私の力不足で残念ながら採用には至りませんでした。
以来、「MUTOHに何らかの形で恩返しをしたい」という思いをずっと抱いており、2018年から武藤工業でお世話になることになりました。
入社後は、武藤工業において東京開発センター長、開発センター長、2022年からは諏訪でプロダクトセンター長などを務めてきました。その後、2025年に池尻に戻り商品企画を担当、2026年5月22日からは、MUTOH株式会社の代表取締役社長として、MUTOHグループ全体に関わる立場となっています。
お客様を大切にし、社員を大切にし、
守るべきものを守る
社長に就任する前から、私が大切にしてきたことが三つあります。

一つ目は、「社員の幸せを最優先にする」ことです。労災の防止や健全な職場環境の整備は、何よりも最優先事項です。一人の社員の後ろには、その社員を支える家族や大切な人たちがいます。その人たちを守ることは、社長としての私の責務です。
二つ目は、「お客様を幸せにする製品づくり」です。私たちの給料は会社から出ているのではなく、お客様からいただいているものです。私たちが生み出す高付加価値な製品とサービスで、お客様に喜びを提供していきます。
三つ目は、「揺るぎないコンプライアンスの遵守」です。社内にある形骸化した無駄な規則は積極的に撤廃しますが、法令違反や不正、不健全な習慣は一切例外なく許しません。
そしてもう一つ、挨拶がしっかりとできる会社にしたいという思いがあります。日々の挨拶は、組織の雰囲気や社員同士の関係づくりの基本となります。そうした当たり前のことを当たり前にできる会社にしていきたいと思います。
ブラザーグループの一員として、
成長の可能性を広げる
MUTOHグループは、ブラザー工業の一員となりました。ブラザー工業は、MUTOHと比べると非常に規模の大きな会社ですが、風通しの良い素敵な会社です。その中にMUTOHグループが入ることで、私たちは大きな会社の仕組みや強固な基盤を活用しながら、良いところはそのまま取り入れて、今後さらに成長していくことができると考えています。
これまでMUTOHが培ってきたものづくりの強みや技術、品質へのこだわりを大切にしながら、新しい経営体制のもとで、これまで以上に成長の可能性を広げていきます。
自ら手を挙げる人に、
チャンスがある
私がMUTOHグループで求める人材は、「自ら手を挙げる人」です。
以前、私が開発センター長を務めていた時代に、海外駐在の希望者を募ったことがありました。その時、ある社員は話をしたその日のうちに立候補してきました。その社員はその後、2年間ヨーロッパに駐在し、見違えるほど大きく成長して帰ってきてくれました。
振り返ってみると、私自身もキャリアのさまざまな場面で自ら手を挙げてきた人間です。

新しく入社される皆さんにも、今後いろいろなチャンスがあるはずです。「この仕事を誰かやってくれませんか」という場面が必ずあります。その時に、ぜひ自ら手を挙げて、チャンスを自分から掴みにいってほしいと思います。そうした積極的な姿勢が、自分自身の大きな成長にもつながると信じています。
エントリーを
検討している方へのメッセージ
MUTOHグループは現在、ブラザー工業の傘下となっています。これまでMUTOHグループ単体では挑戦が難しかったことも、ブラザーグループの総合力の中では実現できるようになると考えています。
これからMUTOHグループに入ってくる方は、非常に良いタイミングでの入社になると思います。MUTOHグループという比較的コンパクトで風通しの良い会社の中で、ブラザー工業という大きな会社の仕組みを活用しながら、多くのことを学び、成長し、仕事の幅を広げることができます。
ものづくりや販売に関わりながら、自ら手を挙げて挑戦したい方にとって、今のMUTOHグループは大きな可能性に満ちた環境です。ぜひ、これからのMUTOHを一緒につくっていきましょう。
OFF TIME
趣味というほどではありませんが、「歩くこと」は好きですね。諏訪にいた時は、よく週末に諏訪湖を一周歩いていました。諏訪湖は一周約16キロあり、歩くと3時間半ほどかかります。宿泊出張の際にも、朝早くにホテルの周囲を30分から1時間ほどよく歩いています。知らない土地をゆっくり歩いていると、スッキリして非常に良い頭の整理になります。
自転車も好きなのですが、東京に戻ってからは諏訪湖のような走って気持ちの良いコースがなく、あまり乗れていません。諏訪勤務の時は、通勤の行きは諏訪湖の東側を、帰りは西側を通って、朝晩でちょうど一周走っていました。ただ、ある日の帰りに自転車で転倒して右肘の靭帯を切って2か月ほど右手が使えなくなってしまい、当時の諏訪の社員の皆様には大変ご迷惑をおかけしました(笑)。