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各部門の声をつなぐ“調整役”として、武藤工業の革新的な製品を世界に届けたい。

Passion

MUTOH ストーリー

武藤工業株式会社 プロダクトセンター 製造課 生産管理チームリーダー
Y. F.

現場の大先輩から学んだ、生産管理の本質

高校卒業後は電気系の大学に進学し、電気回路、3D CADを使った電気製図、プログラミングなどを主に学びました。卒業後は資格取得なども視野に入れて進路を考えたのですが、最終的に「やはり、ものづくりに関わる仕事がしたい」と強く思うように。そんな中、武藤工業の募集を見つけ、俄然、興味が湧きました。地元で働ける、しかも電気科で学んだ技術を活かせると思ったからです。そこから武藤工業について調べてみると、はじめてドラフター*を世に送り出した会社ということが判明。高校時代に授業で使ったドラフターの記憶がよみがえり、自然と親しみを感じました。さらに調べてみると、現在も大判インクジェットプリンタなどの画期的な製品を世界に送り出しているメーカーであることがわかりました。ここで働くことで自分自身が成長できるイメージが明確に浮かんだため、すぐに応募しました。

そして2008年に入社して以来、生産管理一筋。気づけば20年近くこの仕事に携わっています。製造、営業、購買など、さまざまな部門と連携しながら生産計画を立てることが、生産管理部の主な役割です。入社当初は先輩のもとで2年ほどかけて、じっくりと業務の流れを学びました。まだまだ一人前とは言えない時期でしたが、ある日、生産管理を単独で任されることになり、戸惑いながらも試行錯誤の日々が始まりました。そのとき私に声をかけてくれたのが、現場を統括するプロダクトセンター長です。仕事の合間にマンツーマンで生産管理の考え方や基礎を丁寧に指導してもらったおかげで、一人で業務を進められるようになりました。誰かが困ったとき、周囲が自然と手を差し伸べてくれる温かい風土も、武藤工業ならではの魅力だと感じています。

*「ドラフター」は当社の登録商標です。

ものづくりを支える調整役として、生産計画を管理する誇り

現在、生産管理部は三人の少人数体制で日々の業務を進めています。全員で協力することもあるのですが、それぞれが専任で生産計画を担当しているため、部内では一人で行う業務が多いかもしれません。しかし、生産計画を立てるためには、さまざまな部門と連携するためチームプレーも重要になります。生産管理の仕事はものづくりを支える調整役のようなものです。すべての部門が気持ちよく仕事できるように調整していくのは大変ですが、思い通りに生産計画が進み、製品が組み上がり、お客さまのもとに出荷されていく瞬間は最高にいい気分です。生産計画の規模に比例して、やり遂げた喜びも大きくなります。

長年、生産管理をやってきた中で、いろいろな社内プロジェクトに関わりました。とくに印象に残っているのは2018年、工場全体で使うシステムの大規模アップデートに関わったことです。生産管理の立場から業務効率化の提案、新たな用途に向けた機能の実装などを、メンバーと議論を重ねシステムに反映していきました。生産管理だけでなく、全社的な業務効率化に寄与できたときには大きな達成感がありましたね。

 武藤工業はすごく社員の面倒見がいい会社です。いい意味で部門間の隔たりがなく、誰とでも気軽にコミュニケーションしながら仕事ができます。困っている社員を絶対に放っておかない、直属の上司だけではなく、職場全体で助け合うムードに満ちています。この会社に入って本当に恵まれていると感じるのは、いろいろな仲間との出会いがあり、いい関係が築けることです。悩んだときにはあらゆる仲間が的確なアドバイスをくれますし、困難な課題に直面したときには助けてもらえるため、どんどん成長できるうえ、失敗を恐れず思い切ったチャレンジもできます。しかも、ここ最近、スキルアップを目指すセミナー、研修制度が充実してきたので、新卒・中途採用を問わず未経験の方も安心して入社できる環境だと思います。

生産管理のエキスパートとして、誰からも頼られる存在になる

一人でできることには限界がありますが、これからも全力で会社に貢献していきたいと強く思っています。長年、続けてきた生産管理の業務はやりがいがあり、武藤工業のものづくりを支えているという自負もあります。他の業務に挑戦したい気持ちもあるのですが、いまの目標は生産管理の専門家になることです。まだまだ道のりは遠いかもしれませんが、いずれは製造、営業、購買といった他部門の担当から頼られる調整役の第一人者になることを目指しています。加えて、新人時代の私がまわりから助けてもらったように、これまで培ってきた知見を、これからは若い仲間たちとも共有し、サポートしていきたいとも思っています。

 いつも私は頭の片隅に「一期一会」という言葉を置いています。社内はもちろん、社外の方とも関わることが多いため、そのとき、そのときに関わる人に感謝しながら、日々の業務に取り組んでいます。部門間との隔たりがなく、自由にコミュニケーションできる環境だからこそ、より一期一会を重要だと感じるのかもしれません。余談ですが、私の趣味はジョギングで、ここ二年ほど諏訪湖マラソンというハーフマラソン大会に参加しています。それをなぜか会社が全面的にバックアップしてくれています。最近新設された「駅伝部」のメンバーにもアサインされ、今後新たな仲間もどんどん増えていくでしょう。ますます一期一会の気持ちを大切にして、挑みたいと考えています。

武藤工業は各部門のメンバーがみんなで協力して一つのものをつくり上げる会社です。開発から製造、販売まで製品にかかわるすべてがほぼ諏訪に集約されているため、必ず自分に合ったやりたい職種、業務に出会えるはずです。ぜひ、一緒に武藤工業で働いてみませんか。もちろん、生産管理に興味がある方も大歓迎です。ものづくり全体を見通せる調整役として、世界が驚く画期的な製品を世に送り出しましょう。

OFF TIME

週一回のペースで諏訪湖をぐるりとジョギングしています。約16キロを走るのですが、走り切った後は一週間の仕事の疲れがリセットされ、また明日から頑張ろうという清々しい気持ちになります。まだハーフマラソンを完走した経験しかないのですが、いずれはフルマラソンに挑戦したいですね。ゆくゆくはホノルルマラソンへのエントリーも視野に、これからも走り続けていきます。

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